この記事では、ゲーミングPCの基本からおすすめのモデルまで初心者にもわかりやすく解説します。適切なゲーミングPCが選べるようにサポートします。
ゲーミングPCの基本情報と選び方
ゲーミングPCの基本情報
ゲーミングPCは、高性能なグラフィックボードを搭載し、快適にゲームプレイする為に設計された、一般的なPCよりも高スペックなパソコンです。
初心者がゲーミングPCを選ぶ際は、プレイしたいゲームの推奨スペックや予算、デスクトップ型かノート型かなど、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
拡張性(パーツの増設)やメンテナンスのしやすさを考えるならデスクトップのゲーミングPCがおすすめです!
ゲームの推奨スペックを基準に選ぶ
ゲーミングPCを選ぶ際、重要なのはプレイしたいゲームの推奨スペックを満たしていることです。多くのPCゲームは、快適なプレイに必要な推奨スペックを公開しています。これらのスペックを基準に選ぶことで、より快適にゲームがプレイできます。
動画編集や生配信ができるスペックで選ぶ
ゲーミングPCは高性能なため、動画編集や生配信にも適しています。これらの作業には主にCPUの処理能力が重要となります。
また、長時間の作業に耐えられる冷却性能と安定した電源選びも重要なポイントとなります。これらの要素を考えて選べば、ゲームだけでなく、クリエイティブな作業にも対応できる多目的なPCを手に入れることができます。
ゲームだけでなく、動画編集のエンコードや生配信をする際もグラフィックボードの性能やCPUの性能は重要になりますよ!
AIイラストが生成できるスペックで選ぶ
AIイラスト生成に適したゲーミングPCを選ぶ際は、高性能なGPUが重要です。Stable Diffusionなどの画像生成AIを快適に動作させるには、VRAM 12GB以上のグラフィックボードが推奨されます。
予算で選ぶ
ゲーミングPCの価格帯は幅広く、予算に応じて選択肢が変わります。一般的に、エントリーモデルは10万円前後から始まり、高性能なモデルは30万円以上になることもあります。予算15万円以下では、フルHD解像度のゲームを快適にプレイできるスペックのPCが選べます。
初心者の場合は必ずしも最高スペックのモデルを選ぶ必要はありません。プレイしたいゲームの要求スペックと自身の予算のバランスを考慮して選ぶことが重要です。
ゲーミングPCの基礎知識(スペック確認)
グラフィックボードの選び方
ゲーミングPCはグラフィックボード(GPU)が特に重要な役割を果たします。グラフィックボードは、ゲームの美しいグラフィックや複雑な画像処理を担当し、ゲームのプレイに大きく影響します。
メーカー・シリーズで選ぶ
現在、NVIDIAのGeForceシリーズとAMDのRadeonシリーズが主流となっています。ゲーム用途では、GeForce RTX 40シリーズなどのハイエンドモデルが高性能で人気ですが、予算や用途に応じて選択することが重要です。
高画質でゲームがしたい場合や高解像度で映像作品を視聴したいなら、高性能なグラフィックボードを選ぶことが重要です!
ベンチマークの性能比較で選ぶ
初心者におすすめのグラフィックボードは、NVIDIAの「GeForce RTX 3060」以上です。これらは高性能で、リアルタイムレイトレーシングに対応しており、高いゲーミング性能があります。予算に余裕があれば、よりハイスペックなモデルを選ぶと良いでしょう。
おすすめグラフィックボード
BTOショップで販売されているゲーミングPCに搭載されているグラフィックボードは、RTX 40シリーズの「RTX 4060」「RTX 4060 Ti」「RTX 4070 SUPER」「RTX 4070 Ti SUPER」が主流ですよ!
CPUの選び方
CPUは、ゲーミングPCの心臓部とも言える部品で、ゲームの快適さを大きく左右します。特に初心者の方には、コア数やクロック周波数が高いモデルを選ぶことをおすすめします。例えば、IntelのCore i5シリーズやCore i7シリーズは、ゲームの性能やクリエイティブ性能に優れています。
ゲーミング性能・マルチタスクができる性能で選ぶ
ゲーミングPCにおけるCPUの主な役割は、ゲームの処理速度やマルチタスク性能を決定することです。CPUの性能が高いほど、ゲームの読み込みが速くスムーズなプレイが可能になります。
動画編集ソフトで映像を出力する場合や、複数の作業をPCで行う場合はCPUの性能が重要になりますよ!
初心者におすすめのCPUスペック一覧
Core i5シリーズ | |||
---|---|---|---|
型番 | コア数 / スレッド数 | ベースクロック | 参考スコア |
Core i5-13600K | 14 / 20 | 3.50GHz | 7254 |
Core i5-13600KF | 14 / 20 | 3.50GHz | 7442 |
Core i5-14400 | 10 / 16 | 2.5GHz | 4901 |
Core i5-14400F | 10 / 16 | 2.5GHz | 4922 |
Core i5-13400 | 10 / 16 | 2.5GHz | 4876 |
Core i5-13400F | 10 / 16 | 2.5GHz | 4907 |
コスパを考えるなら「Core i5」シリーズがおすすめです。第13世代のCore i5-13400からコア数が増大して10コア/ 16スレッドになり、ゲーム性能とクリエイティブ性能が共に高くなりました。
旧世代のCore i7シリーズに迫る性能をしているので、どのCPUにすれば迷った場合は第13世代の「Core i5-13400(F)」、第14世代の「Core i5-14400(F)」を選んでおけば間違いありません。
Core i7シリーズ | |||
---|---|---|---|
型番 | コア数 / スレッド数 | ベースクロック | 参考スコア |
Core i7-14700K | 20 / 28 | 3.4GHz | 10065 |
Core i7-14700KF | 20 / 28 | 3.4GHz | 10290 |
Core i7-14700 | 20 /28 | 2.1 GHz | 7543 |
Core i7-14700F | 20 /28 | 2.1 GHz | 7567 |
Core i7-13700 | 16 / 24 | 2.1GHz | 7382 |
Core i7-13700F | 16 / 24 | 2.1GHz | 7861 |
CPUの性能を求めるなら「Core i7シリーズ」がおすすめです。第14世代の「Core i7-14700」は、20コア/28 スレッドとコア数が増大しており、ゲームだけでなくなマルチタスク性能が極めて高くなりました。
コスパを考えるなら「Core i5」、ゲーム性能を求めるなら「Core i7」を選びましょう!
メモリとストレージの選び方
メモリ
メモリはPCの作業スペースとして機能し、処理速度に直接影響を与えます。ゲーミングPCにおいては、最低でも16GBのメモリが必要とされています。
メモリが大きければ大きいほど、より多くの処理を同時に実行でき、ゲームプレイがスムーズになります。予算に余裕があれば、32GB以上のメモリを搭載することで、さらに快適なゲーム体験が得られます。
BTOショップで販売されているゲーミングPCは、標準で16GBのメモリが搭載されているので容量はそのままで十分です!(予算に余裕があるなら32GBにしましょう!)
ストレージ
ストレージは、ゲームアプリやOSを保存するためのパーツです。読み込み速度に影響するため、ゲームの起動時間やシーン転換の速度が変わります。
近年では、高速なSSD(ソリッドステートドライブ)と大容量のHDD(ハードディスクドライブ)を併用するのが一般的です。SSDを主ストレージとし、HDDをサブストレージとすることで、速度と容量のバランスを取ることができます。
ミドルスペックのゲーミングPCは、SSDストレージの容量が標準で「500GB」のものが搭載されていることが多いです。動画や画像をたくさん保存したい方はオプションでSSDの容量を増やしたり、HDDを追加することを検討してください!
BTOメーカーで選ぶ
おすすめゲーミングPCメーカー
ショップ名 | おすすめ度 | コスパ | カスタマイズ | サポート | 出荷目安 |
ドスパラ | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
マウスコンピューター | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (4 / 5.0) | 4~5日 |
パソコン工房 | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (5 / 5.0) | 3~7日 |
フロンティア | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~7日 |
ストーム | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~5日 |
ツクモ | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
アーク | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~4日 |
セブン | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 1~2日 |
レノボ | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 20日 |
ASUS | (4 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 3〜7日 |
ゲーミングPCを選ぶ際は、自分の予算や好みに合わせて、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。上記のメーカーは、長年の実績と高い評価を持っており、初心者から上級者まで満足させる製品を提供しています。
ゲーミングPCを持っている多くのユーザーはBTOショップを活用しています。サポート面でも安心できるメーカーを紹介していますよ!
パソコンを安く買うならセールの開催期間中がおすすめ
BTOショップでは、定期的にセールを開催しています。最新パーツを搭載した人気モデルや高性能なゲーミングPCが安く手に入るチャンスなので是非チェックして下さい。
ショップ名 | セール | 開催時期 |
---|---|---|
FRONTIER | 超激熱!クリスマスセール | 11月22日まで |
FRONTIER | 冬のボーナス祭 | 12月18日まで |
マウス | ブラックフライデーセール | 12月4日まで |
パソコン工房 | ブラックフライデーセール | 12月2日まで |
STORM | BLACK FRIDAY 限界限定セール | 12月1日まで |
TSUKUMO | (終了)11月18日まで | |
ark | arkhive 4周年 Anniversary フェア | 12月1日まで |
Seven | ウィークリーセール | 毎週開催 |
ドスパラ | 秋の大感謝SALE | 11月22日まで |
セール期間中はゲーミングPCが安く買えるチャンス!通常価格よりも割引されているので積極的に活用していきましょう!
おすすめゲーミングPC:コストパフォーマンス重視モデル
ゲーミングPCを取り扱うBTOショップでは、予算が限られている場合でもコストパフォーマンスに優れたゲーミングPCが多数販売されています。
例えば、中間レンジのCPUとGPUを搭載し必要十分なメモリとストレージを備えた「ミドルスペックモデル」は、多くのゲームを快適にプレイすることが可能です。
予算内で最適なスペックを選ぶことでコストを抑えつつも満足のいくゲームミングPCが手に入りますよ!
(セール対象)フロンティア:高コスパのゲーミングPC
STORM(ストーム):高コスパのゲーミングPC
パソコン工房:高コスパのゲーミングPC
(初心者におすすめ)ゲーミングPCスターターセット
ゲームを快適にプレイする為にはPCの他にも「周辺機器」「ゲーミングデバイス」が必要になります。何を買えばいいか分からない場合は、BTOメーカーで販売されている「スターターセット」がおすすめです。
スターターセットは個別でデバイスを買うよりもお得なセット価格になっています。PCと周辺機器を合わせて購入する方はセット内容を是非確認してみて下さい。
ゲーミングPC・よくある質問
- QゲーミングPCのメモリは何ギガ必要?
- A
BTOショップで販売されているゲーミングPCは標準で16ギガのメモリが搭載されています。16GBあればどのゲームも快適に遊ぶことができます。
- QゲーミングPCには何が付いてる?
- A
ゲーミングPCには「グラフィックボード」が搭載されており、一般的なパソコンに比べ3D映像が綺麗に描画がされます。
- QゲーミングPCはゲーム以外に何ができる?
- A
ゲーミングPCは高性能なCPUに加え、グラフィックカードが搭載されているのでゲーム以外にも動画編集やイラスト制作、3DCG制作なども行えます。
- QゲーミングPCは何年使える?
- A
一般的には、ゲーミングPCの寿命は3~5年程度と言われていますが、ゲーミングPCの性能や使い方、メンテナンスなどによって寿命は大きく変わります。