ゲーミングPCを購入しようと思っている初心者の方は、どのように選べばいいのでしょうか?
市販のパソコンではなく、自分の好みに合わせてカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンがおすすめです。
しかし、BTOパソコンは種類が多く、スペックや価格もさまざまです。そこで、この記事では、2023年最新の情報をもとに、ゲーミングPCの基本知識から、初心者が予算内で手に入れられるおすすめの安いゲーミングpc まで詳しく解説します。
ショップ名 | おすすめ度 | コスパ | カスタマイズ | サポート | 出荷目安 |
ドスパラ | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
マウスコンピューター | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (4 / 5.0) | 4~5日 |
パソコン工房 | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (5 / 5.0) | 3~7日 |
フロンティア | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~7日 |
ストーム | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~5日 |
ツクモ | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
アーク | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~4日 |
セブン | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 1~2日 |
レノボ | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 20日 |
ASUS | (4 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 3〜7日 |
ゲーミングPCの基本知識

そもそもゲーミングPCとは?(普通のパソコンの具体的な違いは?)

ゲーミングPCは、高度なグラフィックや処理能力を要求されるゲームを快適にプレイするために特化したパソコンです。
ゲーミングPCと家庭用ゲーム機の違いは何?

ゲーミングPCは多機能でカスタマイズ可能な高性能なコンピューターであり、家庭用ゲーム機は専用のゲームタイトルをプレイするための専用機器です。
初心者にもわかりやすいゲーミングPCの選び方

ゲーミングPCを選ぶ際は、自分のプレイしたいゲームの推奨スペックを基準に、CPU、GPU、メモリ、ストレージの性能を確認し、予算に合わせて最適なモデルを選ぶことが重要です。
ゲームのプレイ体験は、ゲーミングPCのスペックに大きく依存します。高性能なPCを選ぶことで、ゲームを高画質・高フレームレートで楽しむことができます。


予算で選ぶおすすめのゲーミングPC

予算に合わせてゲーミングPCを選ぶ際は、コストパフォーマンスを重視し、自分のプレイスタイルや求める性能に合ったモデルを選択することが大切です。
ゲーミングPCの価格帯は幅広く、数万円から数十万円まで様々です。しかし、高価なものが必ずしも最適とは限りません。
ゲーミングPC・スペックの目安は?

ゲーミングPCのスペックを決める際には、主に以下の4つのパーツに注目する必要があります。
CPU(プロセッサ)

一般的には、コア数とクロック数が高いほどCPUの性能は高くなりますが、CPUにはメーカーや世代ごとに違いがあり、「Core i3」「Core i5」「Core i7」「Core i9」というグレードがあります。
ゲーミングPCに搭載されているCPU一覧
CPU | コア数 | スレッド数 | TDP | 価格 |
---|---|---|---|---|
Core i5 12400F | 6 | 12 | 65W | 26000円 |
Core i5 13400F | 10 | 16 | 65W | 28980円 |
Ryzen 7 5700X | 8 | 16 | 65W | 30800円 |
Core i7 12700F | 12 | 20 | 65W | 50000円 |
Core i7 13700F | 16 | 24 | 65W | 52000円 |
Core i7 13700 | 16 | 24 | 65W | 56000円 |
初心者向けゲーミングPCに合わせたCPUの選び方
- 予算を抑えたい場合「Core i5 12400F」・「Core i5 13400F」
- インテル第12世代CPUのCore i5 12400F・第13世代CPUのCore i5 13400Fが搭載されたものを選びましょう。ゲームだけでなくマルチタスクや動画編等の作業も問題無くできます。
Core i5は第12世代から性能が大幅に向上し、第13世代からコア数・スレッド数もあがりました。
- 性能で選ぶ場合「Core i7 12700F」・「Core i7 13700F」
- インテル第12世代CPUのCore i7 12700F・第13世代CPUのCore i7 13700が搭載されたものを選びましょう。どのゲームも快適に遊べるだけでなく、コア数の多さからクリエイティブな作業もストレス無く行えます。
GPU(グラフィックボード)

PCゲームにおいて最も重要になるのが解像度とフレームレートです。
フレームレート

- フレームレートとは?
- フレームレートとは、一秒間に表示される画像の枚数のことです。
フレームレートが高いほど、動きが滑らかに見えます。一般的に、フレームレートはHz(ヘルツ)やfps(フレームパーセカンド)という単位で表されます。
例えば、60Hzや60fpsというフレームレートは、一秒間に60枚の画像が表示されることを意味します。
解像度
- 解像度とは?
- 解像度とは、画面に表示される画素(ピクセル)の数のことです。
解像度が高いほど、細かい部分まで鮮明に見えます。一般的に、解像度は横×縦の形で表されます。
例えば、1920×1080という解像度は、横に1920個、縦に1080個の画素が並んでいることを意味します。
ゲームの必要・推奨スペックに合わせる

Apex Legendsの必要・推奨スペック
Apex Legends | 必要動作環境 | 推奨動作環境 |
---|---|---|
OS | Windows 7 64ビット版 | |
CPU | Intel Core i3-6300 3.8GHz AMD FX-4350 4.2GHz | Intel i5 3570Tおよび同等品 |
メモリ | 6GB | 8GB |
グラフィックス | GeForce GT 640 Radeon HD 7700 | GeForce GTX 970 Radeon R9 290 |
ビデオメモリ | 1GB | 8GB |
ストレージ | 22GB |
様々なゲームやクリエイティブな事がしたい方に向けてグラフィックボードの性能目安をご紹介します。
グラフィックボードの性能目安
BTOショップのエントリーモデル(初心者向け)として販売されているゲーミングPCはだいたい上記のグラフィックボード採用されています。
GeForce GTX 1660 SUPERはコスパも良く、軽めのゲームをしたい方にはおすすめですが、ゲームによって大幅に設定を下げなければいけない場面も出てきます。
GeForce RTX 3060はバトロワ系のゲームをする為なら十分なスペックです。動画編集や重たい作業をしたい方ならミドルクラスの中でもおすすめです。
ハイクラスのGPUなら性能面・コスパ面共に「GeForce RTX 3060 Ti」「GeForce RTX 3070」を強くおすすめします。
今流行りのゲームなら設定次第でほとんど快適に遊べますし、消費電力的に許容できる範囲内です。
GeForce RTX 3070 Tiは消費電力290wとかなり高くなるので、性能は良いですが人を選ぶと思います。(ワットパフォーマンスは悪い)
とにかく性能を重視したい方はハイエンドクラスが視野に入ります。
最近では、いくつかのBTOショップでGeForce RTX 3080の取り扱いを終了している店舗もあり、「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載したゲーミングPCが多くなっているように見えます。
GeForce RTX 4070 TiはハイクラスのGPUの中ならワットパフォーマンスも良くおすすめ。
このクラスのGPUならほとんどのゲームを問題無く快適に遊べるほか、CG制作などのクリエイティブな作業も問題無くできるでしょう。
メモリ容量

メモリはパソコンの作業領域として、ゲームの動作や画質に大きな影響を与えます。
ゲーミングPCのメモリ容量は、プレイするゲームや目的によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。
大抵の場合は16GBで十分です。昔は8GBの容量が主流でオプションで16GBにしていましたが、現在は16GBが主流になっているのでそのままで問題ありません。
例えば、複数のアプリ・ゲーム・webブラウザを起動する等PCで複数の作業が必要な場合はオプションでメモリ容量を32GBにすると良いでしょう。(ゲーム配信をしたい場合等)
ハイスペックなゲーミングPCは初期構成でメモリ容量が32GBになっている場合もあります。
SSD容量(ストレージ容量)

ゲームのデータや動画のファイルを保存する為にはストレージが必要になります。
現在主流になっているのがSSDストレージになります。
SSDストレージの容量はできれば多い方が良いですが、後から外付けでSSDやHDDを付ける事もできるので自分で決めた予算に合わせて容量を選びましょう。
ゲーミングPC 1式セット(初心者におすすめ)

PCを購入してからすぐにゲームを始めたい方には「ゲーミングPC 1式セット」がおすすめです。
パソコンゲームを始めるのに必要なデバイスを最低限ひと通り揃えられています。
ゲーミングパソコン本体、マウス、キーボード、ヘッドセット、液晶ディスプレイが一式揃ったオールラウンドに楽しめるスターターセットです。
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OS | Windows 11 | Windows 11 | Windows 11 | Windows 11 | Windows 11 |
CPU | Ryzen 5 4500 | Core i5-13400F | Ryzen 5 4500 | Core i7-13700F | Core i5-13400F |
グラフィックス | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3050 | RTX 4070 | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB | 500GB | 512GB | 500GB | 500GB |
マウス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
キーボード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ヘッドセット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
液晶ディスプレイ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マウスパッド | × | 〇 | × | × | 〇 |
ゲームパッド | × | 〇 | × | × | × |
価格 | 169,800円(税込) | 199,800円(税込 | 139,800円(税込) | 269,800円 | 219,800円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
おすすめのゲーミングPCとメーカー

現在のゲーミングPC市場において、ドスパラ、マウスコンピューター、FRONTIER、パソコン工房、TSUKUMO、STORM、arkなどのメーカーが高い評価を受けており、これらのブランドからの製品は、性能、品質、サポートの面でおすすめできる。
ゲーミングPCメーカー一覧(BTOパソコンショップ)
ショップ名 | おすすめ度 | コスパ | カスタマイズ | サポート | 出荷目安 |
ドスパラ | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
マウスコンピューター | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (4 / 5.0) | 4~5日 |
パソコン工房 | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (5 / 5.0) | 3~7日 |
フロンティア | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~7日 |
ストーム | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 4~5日 |
ツクモ | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~5日 |
アーク | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | 2~4日 |
セブン | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | 1~2日 |
レノボ | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 20日 |
ASUS | (4 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (2 / 5.0) | (3 / 5.0) | 3〜7日 |
G-Tune(マウスコンピューター)

G-Tuneは、マウスコンピューターが提供するゲーミングPCブランドとして、高い性能、コスパ、そして信頼性で知られており、多くのユーザーから高い評価を受けている。

パソコン工房

パソコン初心者の方にもおすすめでエントリーモデルからハイエンドモデルまでラインナップが充実しています。価格もBTOメーカーの中でも比較的安く、ゲーミング用のパソコ「LEVEL∞」は人気のブランドです。

FRONTIER(フロンティア)

他のBTOショップと比べて開催されるセールが多く、期間限定モデルとして販売されるパソコンの価格が驚くほど安いことで有名です。

STORM(ストーム)

パソコンショップ「ストーム(STORM)」は、1998年に設立された老舗のBTOパソコンショップです。ゲーミングパソコンのコスパが高く、最新のグラフィックカードやCPUを搭載したモデルが多数あります。カスタマイズの自由度も高く、細かい部品まで選ぶことができます。

TSUKUMO(ツクモ)

TSUKUMOはゲーミングPCの「G-GEAR」シリーズが人気で、ゲームPCアワード最優秀賞を何度も受賞した実績があります。

ark(アーク)

パソコンショップ「ark(アーク)」は、東京・秋葉原に実店舗を構える老舗のPC専門店です。
2020年にオリジナルブランド「arkhive」を誕生させ、ゲーミングPCやクリエイターPCなどを展開している有名店です。

ゲーミングPCの注意点とリスク

ゲーミングPCを安く買う方法として中古で買っても大丈夫?
中古のゲーミングPCを購入することは、コストを抑える方法として有効であるが、購入前のチェックや選び方に注意が必要です。
中古ショップでPCを購入する場合、状態も良好で快適にゲームが楽しめるものありますが、1ヶ月後に故障して修理にも費用がかかり、結果的に新品を買うのと変わらない出費となるケースもあります。
ゲーミングPC・よくある質問
- QゲーミングPCのメモリは何ギガ必要?
- A
BTOショップで販売されているゲーミングPCは標準で16ギガのメモリが搭載されています。16GBあればどのゲームも快適に遊ぶことができます。
- QゲーミングPCには何が付いてる?
- A
ゲーミングPCには「グラフィックボード」が搭載されており、一般的なパソコンに比べ3D映像が綺麗に描画がされます。
- QゲーミングPCはゲーム以外に何ができる?
- A
ゲーミングPCは高性能なCPUに加え、グラフィックカードが搭載されているのでゲーム以外にも動画編集やイラスト制作、3DCG制作なども行えます。
- QゲーミングPCは何年使える?
- A
一般的には、ゲーミングPCの寿命は3~5年程度と言われていますが、ゲーミングPCの性能や使い方、メンテナンスなどによって寿命は大きく変わります。