【2023年最新】初心者におすすめのゲーミングPCの選び方【BTO】

初心者におすすめのゲーミングPCの選び方【BTO】PC

ゲーミングPCを購入しようと思っている初心者の方は、どのように選べばいいのでしょうか?
市販のパソコンではなく、自分の好みに合わせてカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンがおすすめです。

しかし、BTOパソコンは種類が多く、スペックや価格もさまざまです。そこで、この記事では、2023年最新の情報をもとに、初心者におすすめのゲーミングPCの選び方をご紹介します。

ゲーミングPCの選び方はどうすればいい?

ゲーミングPCの選び方はどうすればいい?

ゲーミングPCとは、高性能なグラフィックカードやCPUなどを搭載し、快適にゲームを楽しめるように設計されたパソコンのことです。ゲームによっては、一般的なパソコンでは動作が重くなったり、画質が低下したりすることがあります。

そこで、ゲーミングPCを選ぶときには、自分がプレイしたいゲームの推奨スペックや予算に合わせて、最適なパーツを選ぶ必要があります。

ゲーミングPCの選び方
  • STEP.1
    予算を決める

  • STEP.2
    購入するBTOショップを決める
  • STEP.3
    CPUを選ぶ
  • STEP.4
    グラフィックカードを選ぶ
  • STEP.5
    メモリー容量を決める
  • STEP.6
    ストレージを容量を決める
  • STEP.7
    オプション・カスタマイズについて考える。

予算を決めて選ぶ

予算を決めて選ぶ

ゲームの種類と目的に合わせて、必要なスペックを把握する。例えば、FPSやアクションゲームなら高いフレームレートが重要で、グラフィックカードやCPUの性能が求められます。一方、シミュレーションやストラテジーゲームなら、多くのデータを処理するメモリやストレージの容量が重視されます。

BTOショップで販売されているゲーミングパソコンは予算別に様々なスペックのPCが用意されています。

予算で選ぶPCのスペック
  • エントリースペック:10~15万円
  • ミドルスペック:15~20万円
  • ハイスペック:20~30万円

BTOショップでゲーミングPCを確認する

BTOショップとは、Build To Orderの略で、自分でパーツを選んでオーダーメイドのパソコンを作ってもらえるショップのことです。

BTOショップでゲーミングPCを購入するメリットは次のとおりです。

予算に合わせてカスタマイズできる
BTOショップでは、予算に応じてパーツを選ぶことができます。
例えば、グラフィックカードやCPUは高価なものから安価なものまで幅広くありますが、
自分がプレイしたいゲームに必要な性能を満たすものを選べば、無駄な出費を抑えることができます。
アフターサービスが充実している
BTOショップでは、購入したパソコンに対して、保証期間やサポート内容が充実しています。
例えば、故障や不具合が発生した場合には、修理や交換をしてもらえたり、電話やメールで相談できたりします。
市販のゲーミングPCでは、保証期間が短かったり、サポート内容が限られていたりすることがありますが、BTOショップでは安心して長く使えます。
最新のパーツが使用されている
BTOショップでは、最新のパーツや技術を常に取り入れています。
例えば、新しいグラフィックカードやCPUが発売された場合には、すぐに取り扱ってくれたり、性能や互換性などを詳しく公式サイトで説明してくれたりします。

BTOショップでまずどのようなゲーミングPCが販売されているのか確認してみて下さい。

ゲーミングPC・スペックの目安は?

ゲーミングPCのスペックを決める際には、主に以下の4つのパーツに注目する必要があります。

  • CPU(プロセッサ)
  • GPU(グラフィックボード)
  • メモリ
  • ストレージ

CPU(プロセッサ)

CPU(プロセッサ)

CPUは、パソコンの頭脳とも言える部分で、ゲームの処理や演算を行います。
CPUの性能が低いと、ゲームがカクカクしたり、起動しなかったりする可能性があります。
CPUの性能は、主に以下の2つの要素で判断できます。

  • コア数:コア数とは、CPUが持つ処理部分の数です。コア数が多いほど、同時に多くの処理ができるようになります。
  • クロック数:クロック数とは、CPUが1秒間に行える処理回数です。クロック数が高いほど、処理速度が速くなります。

一般的には、コア数とクロック数が高いほどCPUの性能は高くなりますが、CPUにはメーカーや世代ごとに違いがあり、「Core i3」「Core i5」「Core i7」「Core i9」というグレードがあります。

例えば、「Core i7-9700K」と「Core i9-9900K」を比較すると、「i9」の方がコア数もクロック数も高いため性能が高いと判断できます。

ゲーミングPCに搭載されているCPU一覧

CPUコア数スレッド数TDP価格
Core i5 12400F61265W26000円
Core i5 13400F101665W28980円
Ryzen 7 5700X81665W30800円
Core i7 12700F122065W50000円
Core i7 13700F162465W52000円
Core i7 13700162465W56000円

初心者向けゲーミングPCに合わせたCPUの選び方

予算を抑えたい場合「Core i5 12400F」・「Core i5 13400F」
インテル第12世代CPUのCore i5 12400F・第13世代CPUのCore i5 13400Fが搭載されたものを選びましょう。ゲームだけでなくマルチタスクや動画編等の作業も問題無くできます。
Core i5は第12世代から性能が大幅に向上し、第13世代からコア数・スレッド数もあがりました。
性能で選ぶ場合「Core i7 12700F」・「Core i7 13700F」
インテル第12世代CPUのCore i7 12700F・第13世代CPUのCore i7 13700が搭載されたものを選びましょう。どのゲームも快適に遊べるだけでなく、コア数の多さからクリエイティブな作業もストレス無く行えます。

GPU(グラフィックボード)

GPU(グラフィックボード)

ゲーミングPCを購入する際に、最も重要なパーツのひとつがGPU(グラフィックボード)です。GPUは、ゲームの画質や快適さを大きく左右する要素であり、自分のプレイスタイルや予算に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。

GPU(グラフィックボード)を選ぶ目安
  • プレイするゲームの解像度やフレームレートに応じてGPUの性能を決める。
  • GPUの性能や消費電力などを考慮して決める。

PCゲームにおいて最も重要になるのが解像度とフレームレートです。

フレームレート

フレームレートとは?
フレームレートとは、一秒間に表示される画像の枚数のことです。

フレームレートが高いほど、動きが滑らかに見えます。一般的に、フレームレートはHz(ヘルツ)やfps(フレームパーセカンド)という単位で表されます。

例えば、60Hzや60fpsというフレームレートは、一秒間に60枚の画像が表示されることを意味します。

フレームレートを高く設定すれば映像がより滑らかに、対象の補足をより正確に行うことができます。

解像度

解像度とは?
解像度とは、画面に表示される画素(ピクセル)の数のことです。
解像度が高いほど、細かい部分まで鮮明に見えます。一般的に、解像度は横×縦の形で表されます。
例えば、1920×1080という解像度は、横に1920個、縦に1080個の画素が並んでいることを意味します。

対戦型のFPS・バトロワ等はフルHD(1920×1080)でプレイするのが基本ですが、グラフィック重視のゲームを高画質・高解像度でプレイする為には高性能なグラフィックボードが必要になります。

ゲームの必要・推奨スペックに合わせる

ゲームの必要スペックに合わせて選ぶ

Apex Legendsの必要・推奨スペック

Apex Legends必要動作環境推奨動作環境
OSWindows 7 64ビット版
CPUIntel Core i3-6300 3.8GHz
AMD FX-4350 4.2GHz
Intel i5 3570Tおよび同等品
メモリ6GB8GB
グラフィックスGeForce GT 640
Radeon HD 7700
GeForce GTX 970
Radeon R9 290
ビデオメモリ1GB8GB
ストレージ22GB
「エーペックスレジェンズ」動作環境 – EA公式サイト

自分がやりたいゲームのスペックに合わせてグラフィックボード(GPU)を選ぶことになりますが、ゲームによって必要スペックは変わってきます。

様々なゲームやクリエイティブな事がしたい方に向けてグラフィックボードの性能目安をご紹介します。

グラフィックボードの性能目安

ミドルクラス(軽いゲームをやりたい方向け)
  • GeForce GTX 1660 SUPER (125W)
  • GeForce RTX 3050 (130W)
  • GeForce RTX 3060 (170W)

BTOショップのエントリーモデル(初心者向け)として販売されているゲーミングPCはだいたい上記のグラフィックボード採用されています。

GeForce GTX 1660 SUPERはコスパも良く、軽めのゲームをしたい方にはおすすめですが、ゲームによって大幅に設定を下げなければいけない場面も出てきます。

GeForce RTX 3060はバトロワ系のゲームをする為なら十分なスペックです。動画編集や重たい作業をしたい方ならミドルクラスの中でもおすすめです。

おすすめ!ハイクラス(ガッツリゲームをしたい方向け)
  • GeForce RTX 3060 Ti (200W)
  • GeForce RTX 3070 (220W)
  • GeForce RTX 3070 Ti (290W )

ハイクラスのGPUなら性能面・コスパ面共に「GeForce RTX 3060 Ti」「GeForce RTX 3070」を強くおすすめします。

今流行りのゲームなら設定次第でほとんど快適に遊べますし、消費電力的に許容できる範囲内です。

GeForce RTX 3070 Tiは消費電力290wとかなり高くなるので、性能は良いですが人を選ぶと思います。(ワットパフォーマンスは悪い)

ハイエンド(グラフィック重視のゲームをしたい方向け)
  • GeForce RTX 3080 (320W)
  • GeForce RTX 3080 Ti (350W)
  • GeForce RTX 4070 Ti (285W)

とにかく性能を重視したい方はハイエンドクラスが視野に入ります。

最近では、いくつかのBTOショップでGeForce RTX 3080の取り扱いを終了している店舗もあり、「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載したゲーミングPCが多くなっているように見えます。

GeForce RTX 4070 TiはハイクラスのGPUの中ならワットパフォーマンスも良くおすすめ。

このクラスのGPUならほとんどのゲームを問題無く快適に遊べるほか、CG制作などのクリエイティブな作業も問題無くできるでしょう。

メモリ容量

メモリ容量

メモリはパソコンの作業領域として、ゲームの動作や画質に大きな影響を与えます。

ゲーミングPCのメモリ容量は、プレイするゲームや目的によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。

メモリ容量を決める目安
  • 16GB:現在主流の容量。ほとんどのゲームを快適にプレイできる。複数のアプリやタブを開いても余裕がある。
  • 32GB:将来性を考えた容量。最新のゲームや負荷の高いゲームでも余裕でプレイできる。動画編集や配信などのクリエイター作業もスムーズに行える。

大抵の場合は16GBで十分です。昔は8GBの容量が主流でオプションで16GBにしていましたが、現在は16GBが主流になっているのでそのままで問題ありません。

例えば、複数のアプリ・ゲーム・webブラウザを起動する等PCで複数の作業が必要な場合はオプションでメモリ容量を32GBにすると良いでしょう。(ゲーム配信をしたい場合等)

ハイスペックなゲーミングPCは初期構成でメモリ容量が32GBになっている場合もあります。

SSD容量(ストレージ容量)

SSD容量

ゲームのデータや動画のファイルを保存する為にはストレージが必要になります。

現在主流になっているのがSSDストレージになります。

SSDストレージの容量目安
  • 500GB・512GB:エントリーモデル~ミドルスペックのゲーミングPCはこの容量が主流になります。
  • 1TB:ハイスペックゲーミングPCはだいたい1TBの容量になります。

SSDストレージの容量はできれば多い方が良いですが、後から外付けでSSDやHDDを付ける事もできるので自分で決めた予算に合わせて容量を選びましょう。

ゲーミングPCを安く買うにはどうすればいい?

ゲーミングPCを安く買うにはどうすればいい?

ゲーミングPCをできるだけ安く購入したいならBTOショップで定期的に開催されているセールを活用しましょう。

通常価格で購入するよりも安くPCが購入できます。一般的にPCを購入する場合はセールを活用する方がほとんどです。

当メディアではBTOショップのセールをいち早く収集して日々更新しています。

おすすめゲーミングPC紹介

おすすめのゲーミングPC早見表

PC
ストーム

ツクモ

パソコン工房
OSWindows 11Windows 11Windows 11
CPUCore i5-13400Core i7-13700FCore i7-12700
グラフィックスRTX 3060 TiRTX 3060 TiRTX 3060 Ti
メモリ16GB16GB32GB
SSD 500GB1TB1TB
電源850W750W700W
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ストーム(STORM) PG-XQ13T

ストーム(STORM) PG-XQ13T

  • OS :Windows11 Home 64bit
  • CPU : Intel Core i5-13400(10コア/16スレッド)
  • グラフィック : NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
  • メモリ : DDR4メモリ 16GB
  • ストレージ : NVMeSSD 500GB
  • 電源 :850W 80PLUS GOLD電源 
  • 価格 :182,800円(税込)
  • 公式サイトで確認する
  • このゲーミングPCは、Windows 10 OSとインテルの第13世代 Core i5-13400F プロセッサープロセッサーを搭載しており、高速なデータ処理と安定性があります。
  • また、NVIDIAのGeForce RTX 3060 Tiグラフィックスカードは、3Dグラフィックスに優れた性能があり、リアルで美しい映像を楽しめます。ゲーマーからも人気のデバイス
  • メモリは16GBと十分な容量がありますし、SSDは高速なM.2 NVMeタイプで起動や読み込みもスムーズです。電源は600Wと余裕がありますし、80PLUS BRONZE認証で省エネにも配慮されています。

TSUKUMO(ツクモ) GB7J-E231/B

TSUKUMO(ツクモ) GB7J-E231/B

  • OS :Windows 11 Home
  • CPU : インテル Core i7-13700F プロセッサー
  • グラフィック : NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
  • メモリ : 16GB (8GB x2) メモリ
  • ストレージ : 1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
  • 電源 :CWT製 定格750W 80PLUS GOLD対応
  • 価格 :207,300円(税込)
  • 公式サイトで確認する
  • このゲーミングPCは、Windows 11 OSとインテルの第13世代 Core i7-13700F プロセッサープロセッサーを搭載しており、高速なデータ処理と安定性があります。
  • また、NVIDIAのGeForce RTX 3060 Tiグラフィックスカードは、3Dグラフィックスに優れた性能があり、リアルで美しい映像を楽しめます。ゲーマーからも人気のデバイス
  • メモリは16GBと十分な容量がありますし、SSDは高速なM.2 NVMeタイプで起動や読み込みもスムーズです。電源は750Wと余裕がありますし、80PLUS BRONZE認証で省エネにも配慮されています。

パソコン工房 LEVEL-M06M-127-SA2X [Windows 11 Home]

パソコン工房 LEVEL-M06M-127-SA2X [Windows 11 Home]

  • OS :Windows 11 Home [DSP版]
  • CPU : Core i7-12700
  • グラフィック : GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6
  • メモリ : DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) 32GB(16GB×2)
  • ストレージ : 1TB NVMe対応 M.2 SSD
  • 電源 :700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
  • 価格 :236,800 円~
  • 公式サイトで確認する
  • 最新のWindows 11 Home 64ビットを搭載しており、Core i7-12700Fは、12コア(8Pコア+4Eコア)20スレッドで動作する、ソケットLGA1700対応のデスクトップ向けCPUです。
  • NVIDIA GeForce RTX 3060 Tiは、最新のゲームタイトルで高解像度のグラフィックスを実現するために必要な、高性能なグラフィックスカードです。
  • 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)のメモリは、ゲームやアプリケーションの処理に必要な大量のデータを一度に扱うことができます。デュアルチャネル設計により、高速なデータ転送やパフォーマンスの向上を実現しています。

ゲーミングPC・よくある質問

Q
ゲーミングPCのメモリは何ギガ必要?
A

BTOショップで販売されているゲーミングPCは標準で16ギガのメモリが搭載されています。16GBあればどのゲームも快適に遊ぶことができます。

Q
ゲーミングPCには何が付いてる?
A

ゲーミングPCには「グラフィックボード」が搭載されており、一般的なパソコンに比べ3D映像が綺麗に描画がされます。

Q
ゲーミングPCはゲーム以外に何ができる?
A

ゲーミングPCは高性能なCPUに加え、グラフィックカードが搭載されているのでゲーム以外にも動画編集やイラスト制作、3DCG制作なども行えます。

Q
ゲーミングPCは何年使える?
A

一般的には、ゲーミングPCの寿命は3~5年程度と言われていますが、ゲーミングPCの性能や使い方、メンテナンスなどによって寿命は大きく変わります。

PC
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デジ太

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