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RTX 5060 Ti搭載PCおすすめ5選|8GBと16GBの選び方【2026年】

RTX 5060 Ti搭載PCおすすめ5選|8GBと16GBの選び方 BTO・ゲーミングPC
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「RTX 5060 Tiを搭載したゲーミングPCが気になるけれど、『8GBと16GBのどちらを選ぶべき?』と迷っていませんか?

この記事では、2026年最新の情報を踏まえてRTX 5060 Ti搭載のおすすめPCの紹介と共に、基本性能と8GBと16GBのどちらを選ぶべきかについて解説します。

  1. RTX 5060 Ti搭載おすすめゲーミングPC 5選
    1. OZgaming 【Z1 コスパモデル】
    2. OZgaming 【M110Aseries】
    3. 商品の説明
    4. FRONTIER FRGAMB550/M0109/NTK
    5. STORM GKG-75F56Ti8
    6. G-GEAR Aim GB7A-C256/B
  2. RTX 5060 Ti搭載モデル一覧
  3. 結論|8GB版と16GB版はこう選び分ける
    1. 「16GB一択」が正しかった時期と、今の違い
  4. 8GB版と16GB版は何がどう違うのか
    1. VRAMが足りないと何が起きるか
    2. DLSS 4のマルチフレーム生成にも影響します
  5. 遊びたいゲーム別|どちらで足りるかを確認する
    1. VRAM消費の目安
    2. 解像度×画質の判定表
    3. RTX 5060との違いも確認しておく
  6. 購入時に決めるべきカスタマイズ
    1. 2026年以降は「後から増設」が得をしにくい
    2. ① SSDは1TBを選ぶ
    3. ② メモリは16GB。ただし枚数を確認する
    4. ③ VRAMとメモリ、どちらを優先するか
    5. まとめ:優先順位
  7. RTX 5060 Tiの基本性能|RTX 4060 Ti・RTX 5060との違い
    1. スペック比較
    2. 変化の中身
    3. RTX 5060との関係
  8. 組み合わせるCPUの目安
    1. 推奨できるCPU
  9. 16GB搭載機はなぜ高いのか|RTX 5070を検討すべき人
    1. 供給の優先順位が変わりました
    2. RTX 5070を検討すべき人
  10. よくある質問
    1. RTX 5060 Ti 8GBは「やめとけ」ですか?
    2. 16GB版はなぜ品薄なのですか?
    3. RTX 5060とRTX 5060 Ti 8GBはどちらがいいですか?
    4. 電源容量はどれくらい必要ですか?
    5. モニターは何を選べばいいですか?
    6. 動画編集やAI画像生成にも使えますか?
デジ太

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RTX 5060 Ti搭載おすすめゲーミングPC 5選

OZgaming 【Z1 コスパモデル】

納期:3-5営業日で出荷

174,800円(税込)

OS
Windows 11 Home
CPU
AMD Ryzen 7 5700X(8コア / 16スレッド)
グラフィックス
GeForce RTX 5060 Ti 8G
SSD
1TB GEN3
メモリ
16GB DDR4

公式サイトで確認(【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 5700x・RTX5060 Ti)

AMD Ryzen 7 5700X と GeForce RTX 5060 Ti を組み合わせたデスクトップパソコンです。8コア16スレッドのCPUにより、ゲームだけでなく動画のエンコードや配信といった負荷のかかる処理にも対応します。メモリは16GB、ストレージは1TBのNVMe SSDを搭載しており、購入後すぐに使い始められる構成です。

こんな方におすすめ
  1. フルHD(1920×1080)の環境でゲームを楽しみたい方
  2. はじめてゲーミングパソコンを購入される方
  3. ゲームの配信や録画を検討されている方
  4. 動画編集や画像編集など、ゲーム以外の用途でも使いたい方

OZgaming 【M110Aseries】

納期:3-5営業日で出荷

194,800円(税込)

OS
Windows 11 Home
CPU
AMD Ryzen7 5700x (8コア16スレッド)
グラフィックス
RTX 5060Ti 8G
SSD
1TB GEN4
メモリ
32GB DDR4

公式サイトで確認(【M110Aseries】 Ryzen7 5700x・RTX5060Ti)

商品の説明

AMD Ryzen 7 5700X と GeForce RTX 5060 Ti を組み合わせた、台数限定モデルです。メモリを32GB、ストレージにGen4対応の1TB SSDを採用しており、ゲームプレイに加えて動画編集や配信といった作業にも対応できる構成です。

こんな方におすすめ
  1. フルHD(1920×1080)を中心に、WQHD環境でもゲームを楽しみたい方
  2. 動画編集や画像編集など、ゲーム以外の作業でも使用される方
  3. ゲームの配信や録画を検討されている方
  4. 購入後しばらくは増設をせずに使い続けたいとお考えの方

FRONTIER FRGAMB550/M0109/NTK

受注生産

208,800円(税込)

OS
Windows 11 Home
CPU
Ryzen 7 5700X
グラフィックス
RTX 5060 Ti (8GB)
SSD
1TB M.2 NVMe SSD【Gen4】
メモリ
32GB (16GB x2) メモリ

公式サイトで確認(FRGAMB550/M0109/NTK)

AMD Ryzen 7 5700X と MSI 製の GeForce RTX 5060 Ti を組み合わせたデスクトップパソコンです。マザーボードには ASRock 製の AMD B550 チップセット搭載モデル(Micro ATX)を採用し、メモリは16GBを2枚組み合わせた32GB構成です。

こんな方におすすめ
  1. フルHD(1920×1080)を中心に、WQHD環境でもゲームを楽しみたい方
  2. 各部品の製造元を確認したうえで購入を検討したい方
  3. 動作音を抑えた環境でパソコンを使用したい方
  4. 動画編集や画像編集など、ゲーム以外の用途でも使いたい方

STORM GKG-75F56Ti8

1~7営業日 で出荷予定

249,800円(税込)

OS
Windows 11 Home
CPU
Ryzen5 7500F
グラフィックス
RTX 5060Ti 8GB
SSD
NVMeSSD 1TB
メモリ
DDR5メモリ 16GB

公式サイトで確認(GKG-75F56Ti8)

AMD Ryzen 5 7500F と GeForce RTX 5060 Ti を組み合わせたデスクトップパソコンです。メモリにはDDR5規格の16GBを搭載。マザーボードは無線LANとBluetoothに対応しているため、有線の配線を用意せずにネットワークへ接続でき、周辺機器も無線でお使いいただけます。

こんな方におすすめ
  1. フルHD(1920×1080)を中心に、WQHD環境でもゲームを楽しみたい方
  2. はじめてゲーミングパソコンを購入される方
  3. ゲームの配信や録画を検討されている方
  4. 設置場所の都合で、無線でのネットワーク接続を希望される方

G-GEAR Aim GB7A-C256/B

BTOパソコン 期間限定特価構成

277,800円(税込)

OS
Windows 11 Home
CPU
Ryzen 7 7800X3D
グラフィックス
RTX 5060Ti 8GB
SSD
1TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続)
メモリ
16GB (16GBx1枚) DDR5-5600

公式サイトで確認(G-GEAR Aim GB7A-C256/B)

AMD Ryzen 7 7700 と NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti を組み合わせたデスクトップパソコンです。CPUには AM5 ソケットに対応した Zen 4 世代の8コア16スレッド製品を採用し、メモリにはDDR5-5600規格の16GBを1枚構成で搭載。マザーボードは ASRock B650M Pro RS WiFi(MicroATX)で、無線LANとBluetoothに対応しています。

こんな方におすすめ
  1. フルHD(1920×1080)を中心に、WQHD環境でもゲームを楽しみたい方
  2. はじめてゲーミングパソコンを購入される方
  3. 設置場所の都合で、無線でのネットワーク接続を希望される方
  4. 購入時の費用を抑え、後からメモリを増設したいとお考えの方

RTX 5060 Ti搭載モデル一覧

Z1 コスパモデル OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 16GBDDR4 1TBNVMe SSD 174,800
即日出荷モデルZ1 OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR4 500GBNVMe SSD 189,800
Z1series OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR4 500GBNVMe SSD 193,800
M110Aseries OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 194,800
FRGHLB550/WS0717SALE FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 204,800
P30series OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 204,800
FRGAMB550/M0109/NTKSALE FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 208,800
Z1series OZgaming Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 208,800
FRGKB550/A/NTK FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR4 1TBNVMe SSD 209,800
P30series OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR4 500GBNVMe SSD 209,800
FRGAM FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR4 1TBNVMe SSD 216,800
FRGHLB550/WH FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 16GBDDR4 1TBNVMe SSD 223,800
Z1series残り3個 OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR4 500GBNVMe SSD 223,800
Z1series OZgaming Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 223,800
木目調ケース OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 224,800
P30series OZgaming Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 225,800
即日出荷モデルZ1残り2個 OZgaming Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 228,800
FRGHLB550/5060T FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 234,800
FRGAM FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 234,800
Z1series残り3個 OZgaming Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 238,800
NEXTGEAR JG-A5G6A NEXTGEAR Ryzen 5 4500 RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 239,800
NEXTGEAR JG-A5G6A(ホワイト) NEXTGEAR Ryzen 5 4500 RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 239,800
P30series OZgaming Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR4 500GBNVMe SSD 239,800
P30series OZgaming Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 239,800
GB5J-E257/B TSUKUMO Core Ultra 5 225F RTX 5060 Ti 16GBDDR5 1TBSSD 239,800
NEXTGEAR JG-A5G6T NEXTGEAR Ryzen 5 4500 RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 244,800
NEXTGEAR JG-A5G6T(ホワイト) NEXTGEAR Ryzen 5 4500 RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 244,800
GI7A-D261B/CP1 TSUKUMO Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR5 1TBNVMe SSD 244,880
GB5J-E261/BRGB TSUKUMO Core Ultra 5 225F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 1TBNVMe SSD 247,800
GKG-75F56Ti8 STORM Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 1TBNVMe SSD 249,800
Z1series残り3個 OZgaming Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 254,800
P30series OZgaming Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 254,800
FRMFGB550/C FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 255,800
FRZAB550B/B FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 259,800
FRZAB550W/B FRONTIER Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR4 1TBNVMe SSD 259,800
Z1series OZgaming Core Ultra 5 225F RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR5 1TBNVMe SSD 259,800
NEXTGEAR JG-A5G6A NEXTGEAR Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 264,800
NEXTGEAR JG-A5G6A(ホワイト) NEXTGEAR Ryzen 5 7500F RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 264,800
NEXTGEAR JG-A7G6A NEXTGEAR Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 264,800
NEXTGEAR JG-A7G6A(ホワイト) NEXTGEAR Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 264,800
P30series OZgaming Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 32GBDDR5 1TBNVMe SSD 264,800
G TUNE DG-A7G6T G TUNE Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 269,800
NEXTGEAR JG-A7G6T NEXTGEAR Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 269,800
NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイト) NEXTGEAR Ryzen 7 5700X RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 269,800
FRGHLMB650/M0519/NTKSALE FRONTIER Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR5 1TBNVMe SSD 269,800
FRAFPB860/A FRONTIER Core Ultra 5 225F RTX 5060 Ti 16GBDDR5 1TBNVMe SSD 269,800
GKG-97X56Ti8 STORM Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti8GB 16GBDDR5 1TBNVMe SSD 269,800
P30series OZgaming Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti16GB 16GBDDR5 500GBNVMe SSD 269,800
FRMFGB650/WS522SALE FRONTIER Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti8GB 32GBDDR5 1TBNVMe SSD 275,800
GB7A-C256/B TSUKUMO Ryzen 7 7800X3D RTX 5060 Ti 32GBDDR5 1TBSSD 277,800

価格は2026年7月31日時点の税込表示です。 最新の価格・仕様は各商品ページでご確認ください。

結論|8GB版と16GB版はこう選び分ける

先に結論を出します。判断の軸はVRAM容量ではなく、自分が使う解像度です。

あなたの環境選ぶべきもの
フルHD中心。予算20万円台RTX 5060 Ti 8GB搭載機
WQHD中心。重量級タイトルを高画質で遊ぶ16GB版、またはRTX 5070搭載機
フルHDだが、将来WQHDへ移行する予定16GB版を検討。ただし予算との相談

「16GB一択」が正しかった時期と、今の違い

多くの記事が16GB版を強く推奨しています。この主張は間違っていません。ただし、その多くは8GB版と16GB版の価格差が1万〜1.5万円だった時期に書かれたものです。

1万円差なら、迷う理由はありません。VRAMは多いほうがよいからです。

ところが2026年に入り、メモリ価格の高騰でこの前提が崩れました。2026年7月時点のグラフィックボード単体価格は、8GB版が63,800円、16GB版が93,800円です。

そしてBTO完成機では、差はさらに開きます。当サイトが4社を調べたところ、8GB搭載機は20万円台が中心である一方、16GB搭載機は35万円以上のモデルが中心でした。

十数万円の差は、もはや同じ製品の選択肢ではありません。 その予算があるなら、RTX 5060 Tiではなく上位GPUを検討する段階に入ります。

8GB版と16GB版は何がどう違うのか

GPUの中身は同一です。違いはVRAM(ビデオメモリ)の容量だけです。

CUDAコア数もクロックもメモリバス幅も、8GB版と16GB版で変わりません。つまり演算能力そのものは同じです。

VRAMの容量に余裕がある範囲では、8GB版と16GB版のフレームレートはほぼ同じになります。 一方、VRAMを使い切った瞬間に、8GB版だけが急激に落ち込みます。

実際の検証結果を見てください。

検証条件8GB版16GB版
主要タイトル平均(フルHD)102.1fps103.7fps約1.5%
FF14(フルHD)ほぼ同等ほぼ同等ほぼ差なし
Bright Memory(4K)12%高い12%
WQHD 高設定(重量級)最大18%高い最大18%
モンスターハンターワイルズ平均60fps未満平均60fps超決定的

主要タイトルの平均では1.5%しか違いません。 数字だけ見れば、8GB版で十分に思えます。

しかしモンスターハンターワイルズでは、16GB版が60fpsを超える場面で、8GB版は60fpsに届きません。 VRAM不足でフレームレートが伸びなくなるためです。

VRAMが足りないと何が起きるか

VRAMは、映像を作るための素材を一時的に置いておく場所です。ここが満杯になると、次の症状が出ます。

  1. フレームレートが大きく落ちる
  2. 場面の切り替わりでカクつく
  3. テクスチャ(模様)の読み込みが遅れ、ぼやけたまま表示される
  4. ゲームによっては起動できない

やっかいなのは、平均フレームレートには現れにくい点です。 平均は出ていても、戦闘中の特定の場面だけ大きく落ち込むという形で体感を損ないます。

DLSS 4のマルチフレーム生成にも影響します

RTX 50シリーズの目玉であるマルチフレーム生成(MFG)は、1枚の描画フレームから最大3枚を追加生成する機能です。夢のようなフレームレートを実現できますが、この機能自体もVRAMを消費します。

そのため、VRAMが足りていない状態では、MFGを有効にしても十分な効果が得られません。MFGは、足りている性能をさらに伸ばす機能です。

遊びたいゲーム別|どちらで足りるかを確認する

15万~20万円以下で購入できるPCのゲーム性能

前章の通り、差が出るかどうかはVRAMの上限を超えるかどうかで決まります。判断の目安を整理します。

VRAM消費の目安

ゲームの種類VRAM消費の目安8GB版での結果
基本無料のFPS・TPS(Apex/FORTNITEなど)3〜5GB程度問題なし
MMO・中量級(FF14など)中程度問題なし
AAAタイトル(フルHD・標準〜高設定)6〜8GB前後概ね問題なし
AAAタイトル(フルHD・最高画質+レイトレ)8GB超設定を下げる必要あり
AAAタイトル(WQHD・高設定以上)8GB超16GB版を推奨

解像度×画質の判定表

RTX 5060 Ti 8GB版

ゲームの負荷フルHD 標準〜高画質フルHD 最高画質WQHD 標準画質WQHD 最高画質
軽量(Apex/FORTNITE)
中量(CoD/FF14)
重量(サイバーパンク/モンハン)×

RTX 5060 Ti 16GB版

ゲームの負荷フルHD 標準〜高画質フルHD 最高画質WQHD 標準画質WQHD 最高画質
軽量(Apex/FORTNITE)
中量(CoD/FF14)
重量(サイバーパンク/モンハン)

◎=余裕をもって快適/○=快適/△=設定調整が必要/×=推奨しない

2つの表を見比べてください。差が付いているのは右下の4マスだけです。

つまり、軽量〜中量タイトルが中心の方にとって、8GB版と16GB版に実用上の差はほとんどありません。 重量級タイトルを高画質で遊ぶ場合にだけ、16GB版の価値が出ます。

RTX 5060との違いも確認しておく

予算を下げる選択肢として、RTX 5060もあります。

フルHDの主要タイトル平均で、RTX 5060が88.7fps、RTX 5060 Tiが約102〜104fpsという検証結果が出ています。差はおよそ16%です。

VRAM容量は同じ8GBのため、RTX 5060とRTX 5060 Ti 8GBは「素の性能が16%違うだけ」の関係になります。完成機の価格差が小さいなら、RTX 5060 Ti 8GBを選ぶ価値があります。

購入時に決めるべきカスタマイズ

BTOの注文画面には多くの選択肢が並びますが、判断が必要なのは3つだけです。

2026年以降は「後から増設」が得をしにくい

メモリとSSDの価格が高騰しています。

市場調査会社のTrendForceは、2026年第2四半期のメモリ契約価格について、従来型DRAMが前四半期比58〜63%、NANDフラッシュが同70〜75%上昇する見込みだと予測しました。供給各社が収益性の高いサーバー向けを優先しているためです。

出典:マイナビニュース TECH+

「最小構成で買って後から自分で足す」という節約術が、以前ほど機能しません。 BTOの増設オプションのほうが割安になるケースが増えています。

① SSDは1TBを選ぶ

500GBは、2026年のゲーム環境では足りません。Windowsとドライバ類で数十GBを使ったうえに、最近のAAAタイトルは1本で50GB〜100GBを超えるものが珍しくないためです。

3つのカスタマイズの中で、最も優先度が高い項目です。

【要確認:推薦5台のM.2空きスロット数。空きがあるモデルは「後から追加も可能」と書き分け可能】

② メモリは16GB。ただし枚数を確認する

メモリ

ゲーム用途なら16GBで足ります。確認すべきは容量ではなく枚数です。

構成動作評価
16GB(8GB×2)デュアルチャネル
32GB(16GB×2)デュアルチャネル○(用途次第)
16GB(16GB×1)シングルチャネル

メモリは2枚挿しにすると、データの通り道が2車線になります(デュアルチャネル)。1枚挿しは1車線のままで、ゲームによってはフレームレートに差が出ます。

同じ「メモリ16GB」でも、この違いは価格表に現れません。前章の一覧表で枚数を確認してください。

③ VRAMとメモリ、どちらを優先するか

16GB搭載機を検討していて予算が足りない場合、メモリやSSDを削ってでもVRAM 16GBを取るべきかという判断が発生します。

当サイトの考えは「解像度で決める」です。

  1. WQHDで重量級を遊ぶ → VRAMを優先。メモリ16GB・SSD 1TBまで削ってよい
  2. フルHD中心 → VRAMより、メモリ枚数とSSD容量を確保したほうが体感が上がる

VRAM 16GBは、上限を超える場面がなければ価値を発揮しません。使わない余裕にお金を払わないでください。

まとめ:優先順位

優先度項目判断
SSD500GBなら1TBへ上げる
保証初心者は延長を検討
メモリ16GBのままでよい。枚数だけ確認

RTX 5060 Tiの基本性能|RTX 4060 Ti・RTX 5060との違い

RTX 5060 Tiは、NVIDIAが2025年4月に発売したBlackwell世代のGPUです。

スペック比較

項目RTX 5060 TiRTX 4060 TiRTX 5060
アーキテクチャBlackwellAda LovelaceBlackwell
CUDAコア4,608基4,352基3,840基
VRAM8GB/16GB GDDR78GB/16GB GDDR68GB GDDR7
メモリ速度28Gbps18Gbps28Gbps
メモリバス幅128bit128bit128bit
メモリ帯域幅448GB/s288GB/s448GB/s
インターフェースPCIe 5.0 ×8PCIe 4.0 ×8PCIe 5.0 ×8
DLSSDLSS 4DLSS 3DLSS 4
消費電力180W160W145W
補助電源8ピン×18ピン×18ピン×1

変化の中身

① CUDAコアの増加は小幅です。 4,352基から4,608基へ、約6%の増加にとどまります。RTX 5060 Tiの進化は、コア数ではなくメモリ側にあります。

② メモリ帯域が約1.5倍になりました。 GDDR6からGDDR7へ移行し、288GB/sから448GB/sへ。データの出し入れが速くなったことが、実性能の向上に効いています。

③ DLSS 4のマルチフレーム生成に対応しました。 RTX 4060 TiはDLSS 3の2倍生成までで、マルチフレーム生成には対応しません。これはソフトウェア更新では解放されない、ハードウェア側の違いです。

RTX 5060との関係

RTX 5060とはメモリ周りの仕様が共通で、違いはCUDAコア数(3,840基→4,608基)です。 その差が、フルHDで約16%の性能差として現れます。

組み合わせるCPUの目安

組み合わせるCPUの目安

RTX 5060 TiはRTX 5060より1段上のGPUです。CPU側の推奨帯も1段上がります。

推奨できるCPU

CPU世代コア/スレッド評価
Ryzen 5 7500FZen46/12○ 価格重視ならこれ
Ryzen 7 5700XZen48/16◎ バランスが良い
Ryzen 7 7700Zen48/16◎ バランスが最も良い
Ryzen 7 9700XZen58/16◎ 長く使うなら
Ryzen 7 7800X3D/9800X3DZen4/Zen58/16◎ ゲーム性能最優先なら
Core i7-14700/F第14世代20/28

迷ったらRyzen 7 7700です。 RTX 5060 Tiの性能を引き出しやすく、搭載モデルの価格も現実的な範囲に収まります。

16GB搭載機はなぜ高いのか|RTX 5070を検討すべき人

「16GB版がおすすめ」と書かれているのに、実際に探すと見つからない。この違和感の理由を説明します。

供給の優先順位が変わりました

2025年末以降、メモリ価格の高騰を受けて、NVIDIAはRTX 50シリーズの供給配分を変更したと報じられています。

16GB版は、128bitのバス幅で16GBを実現するために多くのGDDR7パッケージを必要とします。上位モデルに匹敵するメモリ消費量になるため、メモリ不足の局面では不利になりました。

一時は生産終了との報道も出ましたが、NVIDIAとASUSはこれを否定しています。ただし供給優先度が変更された事実は残ります。

結果として、16GB搭載機は台数が絞られ、価格が上がりました。 品薄が解消する時期は見通せていません。

RTX 5070を検討すべき人

16GB搭載機に十数万円の追加予算を出せるなら、RTX 5070搭載機も比較対象に入れてください。

RTX 5070はメモリバス幅が192bitと広く、VRAMは12GB。RTX 5060 Ti 16GBに対してVRAM容量では劣りますが、素の性能では明確に上回ります。

  1. VRAM容量そのものが必要(高画質MOD、AI画像生成の学習用途など)→ 16GB版
  2. ゲームのフレームレートが欲しい → RTX 5070

よくある質問

RTX 5060 Ti 8GBは「やめとけ」ですか?

フルHD中心なら、やめとけとまでは言いません。 主要タイトルの平均フレームレートでは16GB版と1.5%程度しか変わりません。ただしWQHDや重量級タイトルの高画質設定では明確に不利になります。自分の遊び方で判断してください。

16GB版はなぜ品薄なのですか?

メモリ価格の高騰により、供給の優先順位が変更されたためです。16GBを構成するには多くのメモリチップが必要で、メーカー側の負担が大きくなっています。解消時期は見通せていません。

RTX 5060とRTX 5060 Ti 8GBはどちらがいいですか?

VRAM容量は同じ8GBで、素の性能はRTX 5060 Tiが約16%上です。完成機の価格差が小さいなら、RTX 5060 Tiを選ぶ価値があります。 価格差が2万円以上あるなら、RTX 5060に予算を抑えてSSDやモニターに回すほうが合理的です。

電源容量はどれくらい必要ですか?

RTX 5060 Tiの消費電力は180Wで、補助電源は8ピン×1本です。BTOの搭載モデルは650W以上を積んでいることが多く、標準構成のままで足ります。

モニターは何を選べばいいですか?

8GB版ならフルHD 144Hz、16GB版ならWQHD 144Hzが目安です。 8GB版でWQHDモニターを使う場合、重量級タイトルでは画質を下げる前提になります。

動画編集やAI画像生成にも使えますか?

軽い作業なら8GB版でも可能です。ただしAI画像生成で学習まで行う場合や、大きな解像度を扱う場合はVRAM容量が効きます。 この用途が主目的なら16GB版を選んでください。

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