一般的なモニターの違いやクリエイターとして活動するうえで必要なスペックについて各社メーカーによる違いも含めて分かりやすく解説。
クリエイター向けPCモニターを選ぶ際に見るべきポイント

モニター選びをする際に確認するべきモニターの機能・サイズ・パネルの種類などについて最低限押さえておきたいポイント紹介します。
モニターサイズ

モニターのサイズは一般的に21〜24インチのサイズが使用されています。もう一回り大きいサイズとして27インチ、さらに大きい32インチがあります。初めてモニターを購入するのであれば、24インチまたは27インチのサイズをおすすめします。
大切なのは、サイズと解像度の組み合わせです。
| サイズ | 推奨解像度 | 備考 |
|---|---|---|
| 24インチ | フルHD/WUXGA | 省スペース。サブモニターにも |
| 27インチ | WQHD | 最もバランスが良い。フルHDだと粗く感じる |
| 31.5インチ | 4K | 作業領域を最大化。映像制作向け |
アスペクト比によって縦横の長さの比率が変わりますが、ほとんどのモニターが16:9なのであまり気にする必要はありません。
ただし、クリエイター向けモデルには16:10(WUXGA・WQXGA)を採用したものがあります。16:9より縦方向に広いため、タイムラインやレイヤーパネルを表示する動画編集・デザイン作業では作業効率が上がります。
部屋や自分が使用している机の広さを見てモニターサイズを決めて下さい。
解像度

モニターの解像度はフルHD(1920×1080)がスタンダードです。クリエイター向けのモニターを購入するなら、フルHD以上の解像度を選びましょう。
| 解像度 | ピクセル数 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| フルHD(1920×1080) | 約207万 | サブモニター、予算重視 |
| WUXGA(1920×1200) | 約230万 | 縦に広い。デザイン・文書作業 |
| WQHD(2560×1440) | 約368万 | クリエイター用途の標準。27インチと好相性 |
| WQXGA(2560×1600) | 約409万 | WQHDより縦に広い。写真・レタッチ向け |
| 4K(3840×2160) | 約829万 | 4K映像編集、複数ウィンドウ作業 |
解像度が高いほどより細かな映像を映せるようになるので動画編集をしている方でYoutubeで高解像度の動画を投稿したい、または高解像度の動画を視聴したい方はWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)のモニターも購入する際の候補に入ります。
基本的に解像度が高ければ値段もその分高くなるので購入するならフルHD・WQHDあたりがおすすめとなります。
色域

色域とは、人間の目で認識可能な色の範囲(可視領域)の中で、さらに特定の色の範囲を定めたものだ。 デジタルカメラやスキャナ、ディスプレイ、プリンタなど、カラーイメージング機器にはさまざまなものがあるが、再現できる色の範囲はすべて異なるため、それらを明らかにし、 さらには使用する機器間で色のすりあわせを行うために、色域が決められている。
引用元:第1回 大事なのは”正しい色”を表示できること――液晶ディスプレイの「色域」を理解しよう | EIZO株式会社
色を大事に扱う映像制作やデザイナーの現場では色域は重要になります。
PC用モニターの色域規格として、覚えておきたいのは次の4つです。
| 規格 | 用途 | 目安 |
|---|---|---|
| sRGB | Web・一般用途の世界標準 | カバー率100%が理想(最低99%) |
| Rec.709 | 動画・テレビ放送の標準規格 | sRGBとほぼ同じ範囲。100%が目安 |
| DCI-P3 / Display P3 | 映画・HDRコンテンツ向けの広色域 | 95%以上で広色域と言える |
| Adobe RGB | 印刷・写真向け。sRGBより広い | 99%が実質的な基準 |
sRGBはWindows環境で標準の色域として定着しています。Web制作やSNS向けのコンテンツであれば、sRGB 100%対応で十分です。
Rec.709は動画・映像の標準規格で、範囲はsRGBとほぼ同じです。YouTube向けの動画編集ならここを基準にしてください。
DCI-P3は映画業界の規格で、sRGBより広い色域を持ちます。HDR対応コンテンツを扱う方や、Apple製品と色を合わせたい方は、DCI-P3のカバー率を確認しましょう。
Adobe RGBはアドビシステムズ社が提唱した規格で、sRGBよりも広い色再現領域があります。特に印刷物で再現できる青緑系の色をカバーしているのが特徴です(Photoshop等、Adobe RGBに対応したソフトを使用するか確認しましょう)。
Adobe RGBが必要になるのは「印刷」と「本格的な写真編集」の2つです。該当する方は、後で紹介するEIZO(ColorEdge)やBenQ(SWシリーズ)のモニターをおすすめします。
逆に、Web・動画・イラストが中心ならsRGB/Rec.709 100%対応のモデルで十分です。Adobe RGB対応機は価格が大きく上がるため、不要なら無理に狙う必要はありません。
色精度(Delta E)とキャリブレーション

色域と並んで重要なのが、「その色をどれだけ正確に表示できるか」です。ここを見落とすと、色域が広くても意図した色になりません。
Delta E(ΔE)とは
Delta Eは、指定した色と実際に表示された色のズレを数値化したものです。数値が小さいほど正確で、「ΔE<2」が実用上の基準とされています。人間の目では判別しにくいレベルの誤差です。
クリエイター向けモニターの多くは、工場出荷時にキャリブレーション(色校正)を実施し、キャリブレーションレポートを同梱しています。「広色域」だけでなく、ΔEの記載があるかを確認してください。
ハードウェアキャリブレーションとソフトウェアキャリブレーション
| 方式 | 仕組み | 精度 |
|---|---|---|
| ソフトウェア | PC側のグラフィック出力を調整 | 手軽だが階調が失われやすい |
| ハードウェア | モニター内部のLUTを直接調整 | 階調を保ったまま高精度に調整できる |
長期間、色の正確さを保ちたいならハードウェアキャリブレーション対応機を選んでください。モニターの色は使用時間とともに変化するため、定期的な再調整が必要になります。
対応機には専用ソフトが用意されています(EIZOは「ColorNavigator 7」、BenQは「Palette Master Ultimate」など)。別途、測色器(キャリブレーター)が必要になる点は覚えておきましょう。
パネルの種類
| TNパネル | VAパネル | IPSパネル | 有機EL(OLED) | |
|---|---|---|---|---|
| 色彩 | △ | 〇 | ◎ | ◎ |
| 視野角 | △ | 〇 | ◎ | ◎ |
| 応答速度 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
| コントラスト | △ | ◎ | 〇 | ◎ |
| 値段 | ◎ | 〇 | △ | × |
モニターのパネル(液晶)は主にTN・VA・IPSの3種類があり、近年はこれに有機EL(OLED)が加わっています。
クリエイター向けとしておすすめするのは「IPSパネル」です色彩、視野角、応答速度など、動画編集やCG制作、イラストを描く方にも様々な面においておすすめできます。掲載モデルの多くもIPSを採用しています。
TNパネルは安くて応答速度が速いのでゲーム向け。色の正確性が低く、クリエイター用途には向きません。
VAパネルは高いコントラストが強みで、黒の締まりが必要な映像視聴や、暗部の確認に向いています。IPSより黒が沈むため、動画の仕上がりを確認する用途では選択肢になります。ただし色の均一性ではIPSに劣ります。
有機EL(OLED)は色域・コントラストともに最高峰ですが、価格が高く、同じ画面を長時間表示すると焼き付きのリスクがあります。UIを固定表示し続ける制作作業とは相性に注意が必要です。
接続端子

購入しようと思っているモニターの出力端子と自身が使用しているパソコン・グラフィックボードの端子を確認しましょう。
端子が違う場合「変換アダプター」を使用することでケーブルを接続する事もできますがあらかじめ調べておいて下さい。
クリエイター・デザイナー向けのおすすめモニター
今回はメーカー別でクリエイター・デザイナー向けのモニターを紹介していきます。モニターの大きさ・解像度、色域の広さやメーカーごとのテクノロジー(特徴)も合わせて紹介します。
迷ったらBenQ(PDシリーズ)かASUS(ProArt)が無難です。
| メーカー | ブランド | 型番の目安 | 強み | 価格帯 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| BenQ | AQCOLOR | PD / SW | 色域と価格のバランス。KVM等の実用機能 | 6万〜11万円 | デザイナー全般 |
| EIZO | ColorEdge | CS / CG | 色の正確さは国内最高峰 | 7万〜13万円 | 写真・印刷のプロ |
| ASUS | ProArt | PA | コスパ最優先。入門機が豊富 | 3万〜6万円 | 初めての1台 |
| Dell | UltraSharp | U / UP | ハブ機能と3年保証。業務利用に強い | 4万〜6万円 | 在宅ワーク兼用 |
| LG | UltraFine | U | 4Kの価格が安い。パネル自社製造 | 3.5万〜5万円 | 4Kを安く導入したい人 |
BenQ

BenQはデザイナー・クリエイター向けモデルの「AQCOLOR」シリーズのモニターのを販売しています。デザイナー向けモニターは商品モデル番号に「PD」「SW」付いているのでこれを目安にしてください。
BenQ Creative Pro PD2706QN デザイナー向けモニター
| モニターサイズ | 27 インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| 液晶パネル | IPS |
| 色域 | sRGB 100% , Rec.709 100%, P3 95% |
| 端子 | HDMIx1、DPx1、USB Type-x1 |
BenQ Creative Pro PD2706QN は、27インチのクリエイター向けモニターです。パネルはWQHD(2560×1440)解像度のIPS方式で、表面は映り込みを抑えるノングレア仕上げ。光の反射を抑えるナノマットコートを採用しており、リフレッシュレートは最大100Hz、応答速度は5ms(GtG)、コントラスト比は1000:1で、HDR10にも対応しています。色域はDisplay P3/DCI-P3を95%、sRGB/Rec.709を100%カバーする広色域で、工場出荷時にキャリブレーション済みのため、届いてすぐ正確な色で使えるのが大きな特徴です。
おすすめポイントは、まず色の信頼性の高さです。BenQのAQCOLOR技術に加え、ICCsync機能によってPC側のカラープロファイルとモニターの色設定を自動で同期できるので、写真編集やデザイン、動画制作といった色にシビアな作業でも安心して使えます。
BenQ SW242QJP デザイナー向けモニター
| モニターサイズ | 24.1インチ |
| 解像度 | 2560×1600(WQXGA/16:10) |
| 液晶パネル | IPS |
| 色域 | sRGB 100% , P3 98%, 99% Adobe RGB |
| 端子 | HDMI (v2.0),DisplayPort (v1.4),USB Type-C |
BenQ SW242Q-JP は、24.1インチのカラーマネジメントモニターで、写真・動画編集向けのAQCOLORシリーズの一台です。基本性能としては、24.1インチのIPSパネルにWQXGA(2560×1600)解像度、輝度は標準400cd/m²というスペックです。色域はAdobe RGB 99%、sRGB 100%、Display P3/DCI-P3 98%をカバーし、HDR10にも対応して豊かな階調表現が可能です。
おすすめポイントは、なんといっても色の正確さへのこだわりです。16bit 3D LUTによりRGBの混色精度が高められているほか、画面を数十の区域に分けて色と明るさを微調整するムラ補正機能により、画面の隅々まで均一な発色を実現します。
BenQ PD3205UA デザイナー向けモニター
| モニターサイズ | 31.5 インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| 液晶パネル | IPS |
| 色域 | sRGB 99% , Rec.709 99% |
| 端子 | DisplayPort・HDMI |
BenQ PD3205UA は、AQCOLORシリーズのデザイナー向け4K UHDエルゴモニターで、BenQオリジナルデザインのモニターアームが標準で付属するモデルとなっています。
基本性能は、31.5インチのIPSパネルに4K UHD(3840×2160)解像度を組み合わせ、輝度は標準250cd/m²(HDR時は最大350cd/m²)、コントラスト比1000:1、応答速度5ms、リフレッシュレートは60Hzです。色域はsRGBとRec.709をそれぞれ99%カバーし、表示色は約10.7億色、HDR10にも対応。表面はノングレア仕上げで、画素密度は140ppiと文字や細部の描写も緻密です。
EIZO

EIZOはプロのクリエイターも愛用するカラーマネジメントモニターを販売しています。ビジネス、医療用、産業用等幅広いジャンル向けのモニターがあり、カラーマネジメントモニターは商品モデル番号に「CS]、「CG」が付きます。
ColorEdge CS2400S
| モニターサイズ | 24.1 インチ |
| 解像度 | 1920×1200(WUXGA/16:10) |
| 液晶パネル | IPS (アンチグレア) |
| 色域 | Adobe RGB 99% |
| 端子 | USB Type-C, DisplayPort, HDMI |
CS2400S は、EIZO のカラーマネージメントモニターブランド「ColorEdge」に属する 24.1 型のモニターです。解像度は WUXGA(1920×1200)で、一般的なフル HD と比べて縦方向に広い 16:10 のアスペクト比を採用しています。パネルには広色域 LED バックライトを備えた IPS を採用し、Adobe RGB カバー率 99%、表示色は約 10.7 億色(10bit 入力対応、16bit LUT)です。
本機は、ハードウェアキャリブレーションに対応したカラーマネージメントモニターにあたります。専用ソフトウェア ColorNavigator 7 と、対応する測色器を組み合わせることで、モニター本体の内部で色を調整できます。
EIZO ColorEdge CS2731
| モニターサイズ | 27 インチ |
| 解像度 | 2560 x 1440(WQHD) |
| 液晶パネル | IPS (アンチグレア) |
| 色域 | Adobe RGB 99% |
| 端子 | USB Type-C,DisplayPort,HDMI |
CS2731 は、 27 型のモニターで、デジタル写真やイラスト、デザイン制作に取り組む方を対象としたスタンダードモデルです。
解像度は WQHD(2560×1440)で、フル HD と比べて縦横ともに広い表示領域を確保しています。パネルには広色域 LED バックライトを備えた IPS を採用し、Adobe RGB カバー率 99%、表示色は約 10 億 7374 万色(10bit 入力対応、16bit LUT)です。Adobe RGB で撮影・現像したデータの色を、そのまま画面上で確認できます。
ASUS

ASUSはゲーミングモニターの種類の多さで有名ですが、クリエイター向けのモニター「ProArt Display」も販売しています。他のメーカーと比べコスパも良くお勧めのメーカー
ASUS ProArt PA248QFV
| モニターサイズ | 24.1 インチ |
| 解像度 | 1920 x 1200 |
| 液晶パネル | IPS(アンチグレア) |
| 色域 | 100% sRGB, 100% Rec.709 |
| 端子 | DisplayPort 1.2 ×1, HDMI(v2.1)×1, USB 3.2 Gen 1 Type-A |
PA248QFV は、ASUS のクリエイター向けブランド「ProArt」の 24.1 インチモニターです。従来モデル PA248QV の第 2 世代にあたり、国内では PA248QFV-P として展開されています。
解像度は WUXGA(1920×1200)で、一般的なフル HD と比べて縦方向に広い 16:10 のアスペクト比を採用しています。パネルには IPS を採用し、視野角は上下左右 178 度、表面はノングレアです。
ASUS ProArt PA278CV
| モニターサイズ | 27 インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| 液晶パネル | IPS ノングレア |
| 色域 | 100% sRGB, 100% Rec.709 |
| 端子 | DisplayPort 1.2 ×1, HDMI(v1.4) x 1,USB-C x 1 |
PA278CV は、27 インチのモニターで、解像度は WQHD(2560×1440)で、フル HD と比べて約 1.8 倍の作業領域を確保できます。パネルには IPS を採用し、視野角は上下左右 178 度です。
色域は sRGB カバー率 100%、Rec.709 カバー率 100% で、リフレッシュレートは 75Hz で、Adaptive-Sync(48〜75Hz)に対応します。制作作業を主眼に置いた仕様であり、ゲーム用途を目的とした製品ではない点はご留意ください。
Dell

Dellはゲーミング用、スタンダード(エントリーモデル)、クリエイター用と様々なモデルのモニターが販売されています。高色域のクリエイター用は、商品モデル番号に「U/UP」が付いているのでこれを目安にしてください。
Dell Technologies U2424HE
| モニターサイズ | 23.8 インチ |
| 解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
| 液晶パネル | IPS |
| 色域 | sRGB 100%、Rec.709 100% |
| 端子 | DisplayPort,HDMI,USB Type-C |
U2424HE は、Dell のデジタルハイエンドシリーズの23.8 インチのモニターです。USB Type-C ハブ機能を備えたモデルで、業務用途での使用を想定した構成となっています。
解像度はフル HD(1920×1080)、パネルには IPS を採用し、120Hz のリフレッシュレートに対応しています。事務作業やスクロール時の表示のなめらかさに配慮した水準といえます。視野角は上下左右 178 度、表面は非光沢で 3H のハードコーティングが施されています。
色域は sRGB カバー率 100%、BT.709 カバー率 100%、DCI-P3 カバー率 85% で、sRGB および BT.709 における色差は Delta E < 2(平均値)とされています。
Dell Technologies U2424H
| モニターサイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | 1920×1080(120 Hzの場合) |
| 液晶パネル | IPS |
| 色域 | sRGB 100%、BT.709 100%、DCI-P3 85%、Delta E< 2 (average) |
| 端子 | DisplayPort,HDMI |
U2424H は、Dell のデジタルハイエンドシリーズの 23.8 インチのモニターです。ハブ機能を強化した U2424HE に対し、こちらは構成を絞った標準モデルにあたります。
解像度はフル HD(1920×1080)、パネルには IPS を採用し、120Hz のリフレッシュレートに対応しています。事務作業でのスクロール時など、日常的な操作における表示のなめらかさに配慮した水準です。視野角は上下左右 178 度、表面は非光沢で 3H のハードコーティングが施されています。
LGエレクトロニクス

LGエレクトロニクス(LG Electronics)は、韓国に本社を置く世界的な総合家電・情報通信機器メーカーで、サムスン電子と並び、韓国を代表する巨大財閥「LGグループ」の中核を担う企業の一つです。
世界中でテレビ、モニター、白物家電(冷蔵庫や洗濯機)、エアコンなどを展開しており、特にディスプレイ分野において圧倒的な技術力とシェアを誇っています。
LG UltraFine 32U700B-B
| モニターサイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 3840×2160 |
| 液晶パネル | VAパネル |
| 色域 | sRGB 99% |
| 端子 | DisplayPort 1.4、HDMI×1 |
32U700B-B は、LG エレクトロニクスのクリエイティブ向けブランド「UltraFine」の 31.5 インチのモニターです。国内では 2026 年 7 月下旬に発売されました。
解像度は 4K UHD(3840×2160)で、フル HD の 4 倍の画素数を確保しています。31.5 インチという画面サイズと組み合わせることで、複数のウィンドウを並べた作業や、高精細な写真・映像の確認に適した表示環境を構成できます。
パネルには VA を採用し、コントラスト比は 3000:1 です。IPS パネルと比べて黒の締まりが得られやすい特性があります。色域は sRGB カバー率 99%(標準値)、表示色は約 10.7 億色で、HDR10 の入力にも対応します。
LG UltraFine 27U710B-B
| モニターサイズ | 27インチ |
| 解像度 | 3840×2160 |
| 液晶パネル | IPSパネル |
| 色域 | DCI-P3 90% |
| 端子 | DisplayPort 1.4×1/HDMI×1 |
27U710B-B は、LG エレクトロニクスのクリエイター向けブランド「UltraFine」の 27 インチのモニターです。国内では 2026 年 5 月中旬に発売されました。
解像度は 4K UHD(3840×2160)で、フル HD の 4 倍の画素数を確保しています。パネルには IPS を採用し、上下左右の広い視野角と、角度による色変化を抑えた表示が行えます。
色域はデジタルシネマ規格の DCI-P3 を 90%(標準値)カバーしており、HDR10 の入力にも対応します。輝度は 300cd/m²、コントラスト比は 1000:1 です。
モニター選びでよくある失敗3つ
1. 「広色域」の表記だけで選んでしまう
色域が広くても、色精度(ΔE)が低ければ正確な色にはなりません。「広色域」と書かれていても、ΔEの記載や工場出荷時キャリブレーションの有無を必ず確認してください。
2. 自分に不要なAdobe RGB対応機を買ってしまう
Adobe RGB対応機は価格が大きく上がります。Web・動画・SNS向けの制作が中心なら、sRGB 100%対応で十分です。逆に印刷を扱うのに非対応機を買うと、画面と印刷物の色が合わずに苦労します。
3. USB Type-Cの給電W数・映像出力対応を確認しない
「USB Type-C搭載」でも、映像出力に非対応(充電専用)の製品があります。また給電W数がノートPCの必要量に足りないケースもあります。仕様表で必ず確認してください。
クリエイター・デザイナーモニター・よくある質問まとめ
- Qモニターのサイズはいくつがおすすめ?
- A
一般的には24インチと27インチが中心です。初めて購入するなら、WQHDと組み合わせた27インチが最もバランスが取れています。デスクが狭い方や省スペース重視なら24インチ、4K素材を扱うなら31.5インチを検討してください。
- Qモニターの解像度のおすすめは?
- A
- FHD (フルHD):1920×1080 (16:9)
- WUXGA:1920×1200(16:10・縦に広い)
- WQHD, QHD:2560×1440 (16:9)
- WQXGA:2560×1600(16:10)
- 4K:3840×2160 (16:9)
- QsRGBとAdobe RGB、どちらを選ぶべきですか?
- A
印刷物や本格的な写真編集を扱うならAdobe RGB 99%対応機を選んでください。Web制作・動画編集・イラストが中心なら、sRGB 100%対応で十分です。Adobe RGB対応機は価格が大きく上がるため、必要性を見極めてから選びましょう。
- Qゲーミングモニターをクリエイター用途に使えますか?
- A
色の正確さを求めないなら使えます。ただしゲーミングモニターは速さを優先しており、色域や色精度は控えめです。「仕事もゲームも1台で」という方は、sRGB 99%以上かつ100Hz以上のクリエイター向けモデルを選ぶと妥協が少なくなります。
まとめ
今回はクリエイターやデザイナー向けのおすすめPCモニターの紹介でした。
サイズや解像度、色域や値段で自身に合ったモニターを選んで下さい。
当ブログではゲーミング用モニターの紹介もしているので気になる方は下記記事で確認できます。
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